あなたが落としたのは金のエノコロ?それとも秋のエノコロ?

猫じゃらしってあるじゃないですか
あれって和名をエノコログサっていうのですが
実は身近なエノコログサでも3種類もあるのを知っていましたか?

エノコログサとアキノエノコログサ、そしてキンノエノコロ
今回はみんなが知ってる身近な草の分類についてちょっと深堀してみようかなって思います

エノコログサってどんな草?

隙間があればどこでも生えるぞ!
項目内容
分類イネ科 エノコログサ属
花の時期7〜11月ごろ
分布日本各地
生育場所道端、空き地、畑、河川敷など
特徴円柱状の穂をつけ、長い剛毛が目立つ一年草

エノコログサは、道端や空き地、河川敷などでよく見かける一年草です
隙間があればどこにでも生えるので見たことない人はいないでしょう

いわゆる「ねこじゃらし」としておなじみで、ふさふさした穂をつけます
一見すると一種類の植物がたくさん生えてるように見えますが
よく観察すると穂の長さや垂れ方、剛毛の色などに違いがあり、似た仲間を見分けることができます

身近な3種のエノコログサの見分け方

項目エノコログサアキノエノコログサキンエノコロ
草丈約20〜80cm約50〜100cm約20〜80cm
穂の長さ約2〜10cm約5〜15cm約3〜10cm
穂の特徴短めで、あまり大きく垂れない長く、先が垂れやすい比較的短めで締まった印象
色・見た目緑色〜やや紫がかる緑色〜やや紫がかる剛毛が黄〜金色
見分けポイント小ぶりで基本形っぽい長い穂がだらんと垂れる光が当たると金色に見えて分かりやすい

並べてみると一番遠目でわかりやすいのはキンエノコロだろう
最初はほんとに金色のねこじゃらしなんてあるのか?と、探しに行ったのですが実際に見ると一目瞭然

エノコログサとキンエノコロ

あからさまに金色である

私の家の近所ではキンエノは比較的少な目なので
見つけた時は、色も相まってゲームでレアアイテムを見つけた時のような気分になる

一方で、エノコログサとアキノエノコログサはぱっと見じゃわかりずらいかもしれない
まずは「穂が短めか、長く垂れているか」を見ると見分けやすいだろう
個体差や成熟具合でも変わるので、サイズだけで決めつけず、穂の形や色もあわせて見てみたい

犬のしっぽ草

エノコログサの名前は漢字で書くと「狗尾草」
やわらかく言うなら「イヌのシッポ草」となる
言われてみるとふさふさの毛と風に揺れる様はまさに犬のしっぽだ

そういうことなら
エノコロは元気な犬のしっぽ、アキノはしょんぼり犬のしっぽ、キンは輝く犬のしっぽ 
と、いえるのかもしれない

覚えやすいかな?どうだろう?(笑
エノコログサは犬のしっぽで覚えてみよう!

見分けたところでなんになる?

分類ってのはそれ単体で学問にもなってる、勉強する意味のあるものなんだけど
正直言って「ねこじゃらし」が「エノコログサ」であったり
「アキノ」がついたり「金」であってもなくても生きていくのに支障はないと私は思う

しかし、自分の中で今まで「そのへんの草」だったものに名前がついて
それぞれ似てるけど別の生き方をしてると分かると、日常の風景を一段細かく見れて
結果なんでもない道ばたもちょっと広く深く見える気がするんですよね

日々植物を見ていると、そういう感覚を覚えることが結構あるので
生物分類っていうのはそういう楽しみ方もあるぞい。という話でした!
そんな感じで今日は〆ようかな!ほならば


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