ヤブカラシのそばで昆虫を待つといくらでも観察できてしまう件

ヤブカラシってどんな草?

項目内容
分類ブドウ科 ヤブカラシ属
花の時期6〜8月ごろ
分布日本各地
生育場所道端、空き地、林縁、河川敷など
特徴つる性で、巻きひげを使ってほかの植物などに絡みつく
花の特徴小さな花を多数つけ、花盤から蜜を分泌する

ヤブカラシは、道端や空き地などでよく見かけるブドウ科のつる植物
ほかの植物やフェンスなどにつるを絡ませながら成長します

漢字で書くと「藪枯らし
藪を上から覆って枯らしてしまうほど旺盛に育つことからついた名前と言われています

これまたなかなか物騒な名前だね

実際、庭や畑では抜いても抜いても生えてくる厄介な雑草として扱われることも多いようです

近くでみると小さい花をたくさん咲かせています
花びらは早くに落ちてしまい
中央にあるオレンジ色やピンク色の部分がよく目立ちます

しかし、この小さな花を眺めていると・・・やたらと虫がやってくるような気が・・・

昆虫たちのレストラン

実はヤブカラシ、たくさんの昆虫が集まる植物としても知られています
それも他の花と比べると様々な種類の昆虫がです
その秘密は、花の真ん中にあります

花盤の表面にじわりと蜜がにじんでいる!

ここはおしべやめしべの付け根にある“蜜を出す台座”のような形のもので
花盤(かばん)」と言います

ヤブガラシが花盤から蜜を出すのは、虫に花粉を運んでもらうためで
虫にとっては食事、ヤブカラシにとっては受粉を手伝ってもらう取引です

ヤブカラシの蜜は花盤の表面に出ているため、花の奥に潜り込まなくても利用できま
そのためハチやチョウだけでなく、ハエやアリなどいろいろな虫が来るのですね

昆虫レストランだ!

それならばもしかして、昆虫観察をしたいのならば
ヤブカラシの前で待ってみたら、いくらでも見ることができるんじゃないか?

ヤブカラシにやってきた虫たち

というわけで張り込んでみました
時刻は15時ごろ~15時半くらいまで

昆虫は全然わからなくて、曖昧な同定でごめんね!

詳しい人間違えてたらぜひ教えてください!

さて今回多くの昆虫の撮影ができたのですが
高速で飛び回ったり、あまりに小さかったりして、撮影できなかった虫もたくさんいました
そのうえで何より驚いたのが
撮影できた昆虫はすべて、到着からわずか15分ですべて見つけることができたということ

正直、虫は来たとしても観察にはもっと時間かかるだろうなーと思っていました
「昆虫レストラン」という表現も、まったく大げさなものではないのかもしれません

ヤブカラシは昆虫観察にもってこい!

嫌われ者のヤブカラシですが、虫たちにとっては大人気のレストラン
昆虫を観察したいときは、ヤブカラシの前で少し待ってみるのもおすすめです

もし見かけたら
「今日はどんな虫が来てるかな?」
と、ちょっと覗いてみてください

※スズメバチなど危険な虫がいる場合は、近づかず安全な距離から観察しましょう


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